会いたい時に会える新しいお墓、納骨堂とは
通常のお墓だと、屋外に設置されているため定期的な手入れが必要で、参拝の際には天候を気にする必要があるなどの問題がありますが、室内に設置されている納骨堂なら、冷暖房が完備されているので快適にお参り出来て、お花やお香もその場で手に入れられるのでお手軽に焼香することが出来ます。納骨堂とは、室内に遺骨を納めることのできるお墓のことです。
もともと骨壺に入った遺骨を月額利用料を支払い一時的に納めておいてもらう場所でしたが、都市部で深刻なお墓不足に見舞われている中で、室内で法要や参拝が出来る新しいスタイルのお墓として認知されるようになりました。納骨堂には大きく分けて5種類あり、端末を操作することで骨壺がお参りする場所まで自動搬送されてくる機械式、扉付きの同じ大きさのお壇が棚型に並んでいるロッカー式、遺骨と位牌の安置する場所を別々にする位牌式、上段に仏壇を置き下段に遺骨を置く霊廟型とも呼ばれる仏壇式、大きなお墓に複数の遺骨を埋葬して共同の献花台の前でお参りする合葬式があります。